吉野せいという作者の「洟(はな)をたらした神」を予約してきました。
昨日の朝刊の編集手帳によると、福島県の山で開墾と子育てに生きた人らしい。 鍬をペンに持ち替えて人生の断片を書きとめたのは古希を過ぎてから・・活字になったのは74歳だったという。 ノンフィクション賞や田村俊子賞を受けたのは75歳の時・それから2年後に世を去った・・ たとえの良し悪しは別として・・今盛んに啼いているセミのようだ・・と思った。 生誕110年というから・暗く辛い時代にどんな生き様だったのだろう・・才能ある人ってどんな処にいても自分を持ち光るようです。身からあふれ出るものは人の心を揺り動かすのです。 さる高名な政治家が・・高齢者は働くしか才能がない・・とおっしゃったが、決してそうではないということなのです・・そこに引かれて読んでみようと予約したのでした。 高齢者も考える葦である・・である。 最近鏡を見て思うのです・・ への字に閉じた我が口元・それでなくても無愛想な顔なのに・・・何か不服でもあるのかい?と自問します。 ならば口角を少し上げてみよう・・・ビーナスとは言わないけれど・それだけで微笑んでいるような感じがするでしょ・・でもあまり過ぎるとただのオバカに見えるのでほどほどに・でも前向きに・。 今日は8時間の心臓手術から生まれ変わった姉が集中治療室から普通病棟に移ったので妹と二人で見舞いに行きます。
by hanairomimi201
| 2009-07-31 08:38
| うだばなし
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