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納得したはなし

土曜日の京都散策はいいお天気に恵まれた。
京都三条駅の深いエスカレータを下りて地下鉄に乗る。
着いたところは「小野駅」
まず真言宗大本山「隋心院」に着く。ここは小野小町が住まいした処である。
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この地は小野氏が栄えたところで、「群書類従正編」によると小野小町は宮中の舞姫として仕え、「一度微笑めば百媚生じ、和歌は巧みにして女流第一の名手なり・と称された。
はなのいろは うつりにけりな いたずらに 
わがみよにふる ながめせしまに

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あの世界三大美人・クレヲパトラと楊貴妃と並び賞されたの中の一人である。
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小町さんは「たいへんオモテになりまして通いつめた男性が引きも切らなかったとか・・僧衣の住職さんの淡々とした説明が妙に可笑しかった。
中でも「深草少将」が小町さんに、百日通ってきたら思いを叶えると言われ雨の日も雪の日も通い続け99日目の夜、あと一日を残し体調を崩しこの世を去ったという切ない伝説がある。

おもてになった小町さんには深草の少将はじめ貴公子達からの千束の恋文が埋められてあるという文塚もある。

小町さんはホントは70を少し過ぎたころ亡くなってはいるが 卒塔婆小町坐像「百歳の像」が創られている。
実像の写真を撮るのは はばかられたのでパンフレットから転写しました。
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この像は皺もありこれほどの絶世の美女も歳には勝てないということらしい。
われこそは小町・自称 元小町たちはたくさん立ち止まって見つめていた^^。
そういうことなんだ・・と納得した私です。

鏡としてここに身を写して化粧したといわれる「小町化粧井戸」
鏡というより個人用の露天風呂のようだといって周りをシラケさせてしまった私でした。
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小町さんに こだわりすぎて話しが長くなってしまいましたので明日につづく・・ということで・・。
by hanairomimi201 | 2008-11-24 09:03 | あそびのはなし
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