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チャンスはひとりでにやってくる

我が住む町は古い街です。
町の外れの川近くに墓地がある。

数年前からお墓のことは気になりだしていた。
町内の墓地は古くからの、いわゆる地の人達で満杯で入り込む隙はない。
数年前に一度チャンスはあったがその時は手に入らなかった。

お墓のことは・・と諦めかけた、まだ寒い3月頃のことだった。
次ぎはお宅に・・と推薦する人がありますがどうですか・・とのこと・・。
だが、それからまた話は進んでいるのかいないのか・なしのつぶても飛んでこないまたダメかと思っていた矢先のことだった。

突然話が舞い込んできた。それもお盆の少し前のこと・・。
ぜひお願いしますと話はトントン拍子にまとまる気配だ。
今度は本物だ・・私は心待ちした。

オットは九州の田舎に帰る気もないようだ。
この地を終の棲家と考えているようだ。
私はもちろん大阪生まれで大阪育ちです、歳をとってから知らないオットの故郷で暮すなんて考えたことも無い。

私の父のお墓のことを考えると・遠いお墓は参る回数も減る。
今はまだ何とか行けるしかしこれ以上に歳をとって車で移動することは難題になってくる。
それで私は町内の墓にこだわっていたのだった。

待っても手に入らないと諦めかけていたところへチャンスは来た。
町内のお墓を手に入れることはすなわちこの町内の「地の人間」として認められてきていることにもなる。

墓地を買ったらすぐにでもお墓を建てたい・・オットと息子の赤い字で名前を掘り込みたい・息子にも今夜その話をしようと思う。
明日は大安です・・お墓のことは仏滅でも良いのでは?という人もある・でも私にとって我が家のお墓を手に入れる日は大安の方が良いような気がする。おめでとうと言いたい。
明日サインして入金します・我が家のお墓の誕生です。
by hanairomimi201 | 2008-09-02 15:21 | うだばなし
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