「中原の虹」一、二巻を読み終えました。
2巻には西太后の最後までが書かれてあります。 ここに書かれている西太后は子を思い国を思い悲しみと苦しみの50年を自ら悪女の仮面をかぶって生きたと描かれている。 今まで西太后は歴代の悪女として書かれている本が多かった 中でも、物置にある本を探して見つけた一冊の中には「清朝をつぶした時代錯誤夫人」とある。 夫も子も殺し、残忍で豪奢な生活の愛好者でもあったとある。 西太后は愛する子と遠隔同時自害・と今までとは違う設定にも驚いた。 泣き喚く三歳の愛新覚羅薄儀を紫禁城に送り込んでエンペラーとして据える・・ラストエンペラーの映画が印象に残っている。 第三巻目は貸し出し中で在庫が無かったのだが・・予約しますか?と聞かれたが、予約しなかった。 なぜならあまりの暑さで、また来る勇気もおきなくて・・。 三巻で浅田次郎さんはどんなストーリー、人物解析をしているのか気にもなるが・暑さに負けて帰ってきた^^ 歴史はあとからその時代の者の都合のよいように書き換えられる、ホンとの歴史は誰にも分からないと読んだ覚えもある。 大国中国でありながら世界の中で翻弄されていくさま・・人間の争いあう本能の凄まじさもすごいものだ。 女性は歴史をも動かす良くもl悪くもの影響も大だということだ この本を読んで西太后がチョッと哀れにも思えるのは書き手の塩加減であるとすると、その影響は読み手にとってまことに恐ろしいことでもあると思った。
by hanairomimi201
| 2010-07-22 09:20
| うだばなし
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