「流れる星は生きている」美しいタイトルなのに内容は壮絶。
一気に読みました。 母親って強い、どこからこんな力が沸いてくるんだろう。 人が生きようとする力、子供を守ろうとする力、生まれ故郷へ帰ろうとする帰巣本能のような強さ・ 母性のすさまじさ・以前宮尾登美子著「仁淀川」を読んだとき以上の衝撃を受けた。 動乱の時代を生き抜いた母親と三人の幼子。 よくぞ生きて帰ってこれた。 帰れないで無念の涙を流してあの大地に命を埋めた人たちも沢山いたのだろう 藤原てい氏は大正9年生まれだという、私の母とかわらない。 この本の中には母がいる。 あれほど悲惨な経験はしていないが同じ時代を生きていたのだ。 あの時代に生きた人たちの続きに私たちがいる。 命の尊さ、母性の強さ、人間のエゴ・・あらためて感じさせた・。 戦争を始めるのは誰だ・それは人間だ。苦しむのも人間だ。 読みながら幾度となく嗚咽した。 居間の方からオットが「頂き物のメロンをたべないか・」と呼んでいる。 今、とてもそんな気持ちにはなれないと断った。
by hanairomimi201
| 2010-06-25 16:22
| うだばなし
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